リパミン®PSとは

リパミン®PSは、大豆レシチン(リン脂質)からつくられたホスファチジルセリン(PS)の原料名称です。
ホスファチジルセリン(PS)は、脳細胞の成長を促し、活性化させるといわれています。

リパミン®PSは、児童の学力向上や、ADHD(注意欠損多動性障害)、集中力、ストレスに関して有効性が豊富に証明されている、大豆由来のPS原料です。

児童の学力向上

健常児童児19名(平均年齢8歳)にリパミン®PS(200㎎/日)またはプラセボを2ヵ月間毎日摂取させたところ、リパミン®PS群おいて、3つの知能テストにおける下位尺度(語彙、読み、算数)と、総合習得尺度の全てで、増加傾向が確認されました。
また、「算数尺度」においては、リパミン®PS群で、有意傾向が確認され、リパミン®PSが児童の学習能力(特に算数)を向上させることが示唆されました。

特許第3924455号「ホスファチジルセリンによる注意欠陥多動性障害の治療法」

ADHD(注意欠陥多動性障害)の改善効果

ADHD児36名(4~14歳)にリパミン®PS(200㎎/日)またはプラセボを2ヵ月間毎日摂取させたところADHDの構成要素である不注意、多動性・衝動性のいずれにおいてもリパミン®PS摂取群で有意な症状の改善が確認されました。
更にADHDに関与すると言われるワーキングメモリーの改善も確認され、リパミン®PSがADHDの改善に有効なことが明らかとなりました。

ストレス緩和効果

大学生男性20名にリパミン®PS(200mg/日)またはプラセボを毎日6週間摂取して、遅延聴覚フィードバック(DAF)テストによるテキストリーディングで被験者にストレスを与えた後、ストループ・カラーワード・テストを実施しました。
その結果、反応時間及び間違い回数はリパミン® PS摂取群で有意に改善された。
さらに集中力の指標となるシータ波シグナルもプラセボ群に比べてリパミン®PS群で有意に増加しており、試験終了から10分後でも高いシグナルが検出されました。
リパミン®PSは精神ストレスを緩和し集中力を高める効果が期待できます。

研究論文